①フレイルとは?
②ゲームはフレイル対策として良いのか?
③最も良いフレイル対策となるゲームとは何か?
どうも。介護士のルリです。
介護士の環です!
ネットで介護系の記事を探してたらこんな記事を見つけました。
へぇ……。良いですね~!
ゲームでボケ防止とかフレイル対策とか出来たらいいですね♪
果たしてそうでしょうか?
ほぇ?
ゲームでフレイル対策は可能なのでしょうか?
そう言われても……?
と、言うことでゲームがフレイル対策として可能なのか、考えていきたいと思います。
よろしくお願いします。
フレイル対策として重要なこと
②"会話"することも大事
③一番のポイントは"集まる"こと
"移動"が大切
記事でも記載されていましたが「ゲームでフレイル予防」というよりかは「ゲームをきっかけにして集まること」が大事です。
ゲームをすることでフレイル予防になるわけじゃないんですか?
一般的なゲームでは効果は薄い可能性があります。
そうなんだ。
そもそもの話、フレイルとは何か?ってところからなりますね。
え、えーっと、体が弱くなって歩きにくくなることですよね?
そうですね。
それが身体的フレイルと呼ばれています。
一つ目が「身体的フレイル」です。運動器の障害で移動機能が低下したり(ロコモティブシンドローム)、筋肉が衰えたり(サルコペニア)するなどが代表的な例です。高齢期になると、筋力は自然と低下していきます。
厚生労働省:広報誌「厚生労働」2021年11月号 特集1|厚生労働省 (mhlw.go.jp)より引用 R5年11月11日
厚生労働省では身体的フレイルを予防するために、栄養を取って歩こうと書いております。
だから、移動が大切なんですね。
ゲームをしているところへ足を運ぶ。
移動が大切となります。
ちなみにフレイルの種類はあと2つあります。
え!まだ2つあるんですか><
次を見ながら話を進めていきましょう。
"会話"することも大事
えっと、話をすることも大事……ですか。
まぁ……そうですね。これもフレイル対策なんですか?
はい。これは「精神・心理的フレイル」の予防に役立てる可能性があります。
精神・心理的フレイル……
またまた厚生労働省からコピペ。
二つ目が「精神・心理的フレイル」です。高齢になり、定年退職や、パートナーを失ったりすることで引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症の状態などを指します。
厚生労働省:広報誌「厚生労働」2021年11月号 特集1|厚生労働省 (mhlw.go.jp)より引用 R5年11月11日
認知症予防のため会話が注目されていますので、会話が出来る場の重要性が示唆されています。
一番のポイントは"集まる"こと
おそらく一番と言っても過言ではないと思われること……それは"集まる"ことです。
集まること?
さっきも言ってましたね。
集まることで、一時的にかもしれませんが、繋がりを得られます。定期的に開催されれば、少しずつ強い繋がりになると予想されます。
繰り返していくことで、強固な繋がりとなり、社会とのつながり…………社会的フレイルの対策になると思われます。
社会的フレイル……?
三つ目が「社会的フレイル」です。加齢に伴って社会とのつながりが希薄化することで生じる、独居や経済的困窮の状態などをいいます。
厚生労働省:広報誌「厚生労働」2021年11月号 特集1|厚生労働省 (mhlw.go.jp)より引用 R5年11月11日
なるほど。
ゲームはきっかけにすぎません。
ゲームをきっかけにして集まること……。それが大切であると思われます。
フレイル対策となるゲームとは?
記事内では”ぷよぷよ”そして”太鼓の達人”が紹介されてました。
いいですね。
チョイスされたうちの1つ"太鼓の達人"に注目しました。
何故ですか?
①コンセプトが太鼓で高齢者は親しみやすく理解しやすい。
②ゲームをプレイしていない人もカラオケ等で参加できる。
③音楽が流れるので会話のきっかけになりやすい。
そっか~。音ゲーって見てても面白いですし、確かに参加という面でもよさそうですね。
上記の点を踏まえ、音ゲーって素敵やねんなという感想を抱きました。
音ゲーはフレイルに有効……!もちろん選曲が大事ですが。
あえて言うと、身体的フレイル対策として足の運動を促したい気持ちがあります。太鼓の達人だとメインは腕の運動ですしね。
ほうほう。
なので私の考える最強のフレイル対策音ゲーは……リングフィット+ダンレボ!!
リングフィット+ダンレボ……!
ダンレボだけじゃだめなんですか?
足を上げ続けるなどの判定が難しいので、そこはリングフィットの技術が必要ですね。
なら、リングフィットだけでいいのでは?
年齢設定なら高齢者でもいけますが、かなり身体能力の高い人向け……って感じがします。
正直、要支援以上受けてたらリングフィットはちょっと厳しい気がします。ただ、出来る運動を絞れるので、転倒リスクがある運動は避けられそうですね。
転倒リスク考えたらリングフィットの運動ダメそう。ってか進むことすら難しいかも……?足踏みだし。
またリングフィットに馴染みのある高齢者は少ない印象です。
確かに。
その点ダンレボは昔からあるゲームです。(1998年)
高齢者になじみがあるかと問われると微妙ですが、今後ダンレボで遊んでた世代が少しずつ高齢者に近づいていることも踏まえると馴染みやすく理解しやすいと思われます。
まぁ言われてみると。
ダンレボは足の運動を促せてフレイル対策にばっちりです。
激しいのじゃなく座ってできる程度のやつにすればですけど。
椅子からの転落を予防できれば良さそうな気がします。
親しみやすさや理解のしやすさには太鼓の達人に一歩及びませんが、座って出来る足の体操をゲームで出来ればいいなぁって考えました。
まとめ
ということで今回は以上となります。
楽しんで読んでいただけたら幸いです。
こういったのまたやりたいと思ってたりします。
何かの参考になればうれしいです。
それでは!