①自助具を自作するメリット
②お箸の自助具を使うメリット
③自作した自助具のデメリット
どうも。介護士のルリです。
介護士の環です!
ネットで介護系の記事を探してたらこんな動画を見つけました。
こんなのがあるんですね~。
更にいろいろ探して、こんな記事を見つけたのでこちらを参考にして作ってみました。
どちらも洗濯ばさみを使用しているんですね。
作ってみた感想とかを軽くまとめてお話していきます。
なぜ作ろうと思ったのか?
自助具を自作するメリット
②デモ品を借りるのが難しい時
③買う前に安価でお試しが出来る
今回のお箸の自助具の例でいくと②そして③です。
買う前に、お試しで作ってみて効果がありそうならちゃんとした自助具を買うという流れですね。
なんだかんだで4000円近くするんですよね、お箸の自助具。
せっかく4000円出して買ったのに全く使えないのであればもったいないですものね。
家族様に買っていただく場合が多いので、それだけの説得力が欲しいというのもあります。
なので、お試しで作って様子を見て
①本人様の受け入れが良い
②うまく使えている様子がある
③食べこぼしが少なくなった
などポジティブな何かがあれば購入を検討してもらいやすくなりますね。
より専門的な視点が欲しい場合は、作業療法士(OT)さんが居ると心強いですね♪
お箸の自助具を使うメリット
②つまむ動作を促したい場合、1本1本は離れているほうが嬉しい
③2本を閉じてスプーンと同じ動かし方になってしまうのを避けられる
普通のお箸は2本で1膳、しかし自助具は2本がくっついているので、上手く持てずに1本落としてしまうという心配がありません。
落としてしまって食欲低下みたいなことが避けられるのが嬉しいですね。
②のつまむ動作を促したい場合、1本1本離れているほうが嬉しいというのは?
これは利用者様にもよりますが、お箸を使用するとき”お箸を閉じてつまむ”動作が出たあと、次またつまむためには”お箸を開く”必要があるのです。その動作が難しい人には、開いた状態がデフォルトの方が使いやすいんですよね。
なるほど!
開く動作が難しいから、次の③2本を閉じてスプーンと同じ動かし方になることが多い。そうならないように工夫されているんですね。
と、いうわけで作ってみたやつをもっかいドーン。
おー。解説をお願いします。
持ち手の部分を持ってもらって指に力を入れてもらうことで、食べ物をつまんでもらいます。
適切なタイミングで力を緩めてもらうことで、お箸が自動的に開くようになり、食べられるというわけです。
自作した自助具のデメリット
①持ち手部分で手の皮膚を挟んでしまう恐れ
②洗うのが面倒なため口をつけた先端だけになってしまいがち
③よく何かを噛む人は持ち手の保護部分を食べないようにする必要がある
デメリットの①持ち手部分で手の皮膚を挟んでしまうというのは……?
洗濯ばさみの本来の使い方、洗濯物を挟む部分が、ちょうど手の皮膚側にあるので、ふとした時に皮膚をつまんでしまう恐れはあります。
自助具が必要ということは、麻痺側である可能性が高く、挟まっていることに本人が気づかず、またスタッフも気づかないまま時間がたつと、内出血などの問題につながりかねません。
それを危惧して挟まれる部分にビニールテープを巻いて保護してたんですけど、今度はビニールテープを噛んじゃうというハプニングに見舞われました……。
洗うのがめんどくさそうなのはわかります。分解してお箸にしちゃったらいいんですけど、つけたり外したりするちょっとした時間が毎回となると手間ですし、捨てる覚悟でそのまま洗っちゃってもいいんですけど衛生面が気になるところ……!
やっぱり正規品が一番ですね。
まとめ
と、いうことでまとめです。
下記の感じで。
①自作自助具は安上がり
②メリットから目的を定めやすく実施もしやすい
③思わぬ事故につながる恐れもあるため見守り必須
実際作ってみた人の感想とか聞いてみたいですね。
使用感はかなり良かったですし、100円ですので普通におすすめですが、思わぬ事故には十分お気を付けくださいって感じですね。
わかりましたー!
ということで今回は以上です。
こういった情報とか、その他いろいろなお話とか発信していきます。
何かの参考になればうれしいです。
それでは!