特養の(非)日常

介護関連の情報を提供します。

高齢者用や施設用の防災リュックが販売!中身は一体……?

    この記事でわかること
    ①高齢者用の防災リュックの中身について
    ②内容物に関する一介護士としての感想
    ③職員用の防災リュックについての感想

どうも。介護士のルリです。

介護士の環です!

ネットで介護系の記事を探してたらこんなの見つけました。

こういう商品があるんですね~!

1ユットのグループホームにピッタリとうたい、入居者用9袋と職員用1袋セットも販売されているみたいです。

うちは1ユット12人なのでちょっと少ないですが、あると便利かもしれないですね~!

まぁうちはそんな必要ないかも……?

え?

介護施設向けでもある商品と言われてますが、まぁ特養レベルの人たちに避難はかなり厳しいので現実的ではないですね。

そういえば……私たちは火災時の訓練しか受けてないですね。

数日以上避難することを想定した訓練はないです。

考えてみたら避難するというより、下手したら避難を受け入れる側だったりして……。

ある程度ベットや毛布があり、数日分の食料があるとなると地域住民の受け入れとかあっても不思議じゃないですな。

ただでさえ人手不足でかつ避難が必要なほどの非常事態に地域住民の方々の対応とか無理無理無理のカタツムリでは⁉

ちょっと想像しただけで即思考ショートしている環ちゃん新鮮。

こんなリュックいくらあったって……!!

まぁ、待って。
結論付けるのはまだ早いよ。
中身をしっかり確認してから考えてみよう。

わ、わかりました。
よろしくお願いします。

非常用 持ち出し袋の中身

見た目や内容等こちらをご参照ください。

見た目

見た目はよくあるタイプのリュックサックですね。

これを背負って移動できるレベルの人は多くないですね。

特養の入居条件の1つ、要介護3以上がありますからね。
背負って移動できるレベルの人はなかなかいないです。

ほとんどの方が車いすですので膝の上で抱えてもらいながら移動してもらうのがベターかな?

それなら可能そうです!
うまくいけば車いすの手押しハンドルのところに引っ掛けることもできるかも。

リュックタイプであることのデメリットは少なそうですね。

それで、中身は~?

中身 とそれを見た感想


高齢者用の飲み込みやすい非常食
衛生用品
防寒用品
その他、全面反射腕章
などが代表的ですね。

非常食が嚥下障害に配慮されていてうれしいですね!

衛生用品というのは?

ペーパー歯みがき(5枚)
ポケットティッシュ(5個)
5年保障ウェットティッシュ20枚入(2個)
簡易トイレ(5個)
サージカルマスク(5枚)
タオル
のようね。

ペーパー歯みがき……前のところで話しましたね!

過去の記事を提示していくスタイルゥ

おそらく口腔ケア用ウェットティッシュのことでしょうね。

あれは便利です。
写真が小さいので判断ができないですが、キシリトールが含まれているといいですね!

ただまぁ……その、口腔用ウェットティッシュと高齢者に配慮した非常食以外は割と普通なような……?

個別で買って詰め込んでもいいかも。

あ……。

なのでもう1・2個……特別な何かを追加してほしいですね。

というと?

例えば個包装に入ったトロミ剤

あ~。
あると便利ですねー!

そしてケアの注意点などが書かれたノート冊子(を書きやすくまとめられるノート冊子を開発して欲しいです)

そういうのがあると担当ユットでない介護士でもケアの質が担保できますね。

ま、ただトロミ剤は使用期限にノート冊子は個人情報の問題があるから何とも言えないけどね。

本来ならお薬も鞄に入れたいところですが……まぁ管理が大変になりそうです。

また1室1個防災時リュックを用意するとなると、これもまた管理や更新が大変そうです。

お部屋にあると勝手に触られる可能性もありますし困りますねぇ。物品をなくしたときの対応も考えるとなると……。

うん。……ま、視点を変えて職員用の非常用持ち出し袋を見てみましょう。

非常用 持ち出し袋の中身(職員用)

見た目や内容等こちらをご参照ください。

見た目

写真で見る限り見た目は変わらないんですね。

内容物が29点→44点と15点も増えてますね。

いったい何が増えたんでしょー?

中身 とそれを見た感想

比較したところ
①歯磨きシートの数
②プラスチックグローブ
③ヘッドライト
④ウォーターバッグ5L
⑤紙コップ
⑥ビニール袋
⑦ラジオ
⑧アルカリ乾電池
⑨乾電池式充電器
⑩マルチコネクター
といったところでしょうか。
10種類増えて、個数として計算すると14個ってことみたいですね。
数えましたが数が合わずよくわかりませんが

あると便利なものがいくつもありますね♪

施設用のためなのか……必須級のサンダル/スリッパがないですね。

あ~……。睡眠中の緊急事態にすぐ動けるようスリッパとか用意するんですよね。

高齢者だと転倒リスクにつながりますし、サンダルとかは入れなかったんでしょうが職員の方も必要ないかな?

職員は基本靴を履いて仕事をしている……というていなんでしょうね。

結論:緊急時に備え靴を履いて勤務しよう。

まとめ入る前に結論づけちゃった!?

まとめ

①1ユニット1袋(職員用)が理想
②サ高住やケアハウスにはいいかも
③中身をそのユニットに合った袋に改良するのも良き

私の感想では……。

特養は1ユニット1袋職員用、1年に1回火災訓練時に中身確認必要時入れ替えでいいかな~っと思います。

特養ではない比較的要介護度の低いサービス付き高齢者住宅にお住まいの方や、そのほか老人ホーム、ケアハウス等では活躍すると思われます。

特養向けの商品じゃなかったかもしれないですね。

ということで今回は以上です。

こういった情報とか、その他いろいろなお話とか発信していきます。

何かの参考になればうれしいです。
それでは!